「という訳でぇ、今年の冬もコミケットに参加します」
「姉妹サークルのAtelier NyumphetもCyberDiaとお隣同士です」
「西館だから気をつけてね」
「え？」
「これまではずっと東館だったでしょ？今年は西館なの」
「西館ってば、あのピラミッドを逆さにしたような…」
「そうそう」
「今世紀最後なのですね…」
「そうね…色々あったけど」
「皆さん今まで有り難うご…」
「そういう誤解を招く様な表現はやめて下さい」
「今世紀はこれで最後だけど、CyberDiaはまだまだ頑張るのっ！」
「ううぅ…まだやるんですかぁ…」
「なんか…厭そうね」
「だってゲームがぁ」
「そういえばおねーちゃん、ド○ク○はどーしたの？」
「えへ、あれ？あはははは…。今ちょっと他のゲームに忙しくてぇ。
ほら、ソー○サリ○○…出たばかりの奴って結構気になるでしょ？」
「あれ、昔の奴のリメイクじゃん。呆れた飽きっぽさよね…」
「あんたたち…こんな処でぼっとしていていいの？」
「を…誰だっけ？」
「あんたねぇ…いい加減人の事を覚えなさいよ」
「冗談だよぉ。うさぎちゃん、なんか忙しそうね」
「うさぎ…ちゃん…、まぁいいわ。
忙しくて当然よ。あと10日で入稿が締め切りなのだもの」
「にゅーこー」
「締め切り…ということは」
「船はどこだぁ〜」
「馬鹿…」
「コミケットに参加するのね」
「その通りぃ！一年に二度の晴れ舞台だもの」
「うさぎちゃんってそういう人だとは思わなかった」
「『そういう』ってどういう人よ。ま、いいわ、
あなた達に構っている暇はないの。それじゃね」
「頑張って下さいね」
「さーならぁ…って、私たち、こんな事してていいのかしらん？」
「いいんじゃないの？取りあえず作者の人は地獄状態みたいだけど」
「じゃ、そういう事でぇ。次回エンジェル・メイド、
『大怪獣出現！戦えエンジェル・メイドの巻』をお送りしまぁす」
お願いだから予告編で嘘をつかないで！」