佐倉こなみと江崎ゆかりの共通の友人でPC研究会の一年生。
実は14歳だが、抜群の成績のため飛び級で高等部に編入した。
初等部の生徒も今では余り被らない、学校指定の赤いベレー帽を常に着用している。
道具と部品さえあればどんな機械でもたちどころに修理してしまう程のメカマニアで、将来の夢はMITを主席で卒業して、巨大ロボを造ることだとか…。

「材料があればすぐにでも造りますよ。でもかなりお金が掛かるので…」

オカルト研究会の双子姉妹で一年生。５月に転校してきたが、転校前の学校のセーラー服を、荻窪学園の標準服に替えるつもりはないらしい。
右のるるは召還師、左のなこは占術師を自称。
双子の癖に性格などはほとんど似ておらず、姉のるるは冷淡で皮肉屋、妹のなこはぽよーっとした感じの無関心派。二人とも年齢の割にはかなり大人びた口調である。

「いいじゃない、あなたみたいな馬鹿は死んだ方が世の中のタメになるかも知れないわ」(るる談)

「私の占いによれば、幽霊は北北東に進路をとって、明日未明には沖縄に到達するわ。中心気圧は940ヘクトパスカル…」(なこ談)

新興クラブ「怪奇現象研究会」の会長。
学園祭の幽霊事件をめぐってなにかと主人公に絡んでくる。かなりの自信家で一部女生徒にも人気があるらしい。
オカルト研究会を「廃止寸前のガラクタクラブ」と馬鹿にしているが、神奈川麗子には一目置いているらしい。

「捜査にはね、もっと合理的な判断が必要なんだ。今時オカルトだ魔法だなんて…恥をかく前にこの件から手をひきたまえ」

主人公の中学時代からの友人で、二年生。水泳部の主将でもある。
いかにも体育会系らしいさっぱりとした性格で、主人公と平気でエロ話をすることも。
情が厚く、なにかと主人公の相談相手にも…。

「しっかりしろって。おまえ、そんなことばかりやっていると、女の子達に愛想つかされるよ」

通称「うきゅん」。感動すると今時アニメキャラでもやならい「うきゅ〜ん」
という奇声を発するためこう呼ばれる。
バスケット部のおしゃべり好きなお馬鹿少女。一年生でレギュラーではないので部活時にバスケット部のユニフォームを着ていない。
彼女に何かを知られると、翌日には全校の噂になっているという恐怖の人間拡声器でもあるので、ご用心。

「あ、それでしたら、すっごく面白い話があるんですよ。聞きたいです？聞きたいですよね？」